生活: 2008年8月アーカイブ

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昭和のミシンはこんなふうに電球をオプションでつけていました。レトロです。針先を明るくするための策です。デザイン的にも似合っていると思うのは私だけでしょうか。

あの頃は,小学校の先生から雑巾を作って持ってくるようにいわれました。学校も予算がなかったのでしょうか。大抵は使い古したタオルや手拭いをミシンで縫って持っていくのが常でした。そして,その雑巾で教室や廊下の掃除をします。木造の床はトゲが出ていたりしているので,雑巾をかけているときに指にそのトゲが刺さることはよくありました。トゲが奥深く刺さって取れないときは,裁縫の針先をマッチの火で焼いて,針先で掘り出しました。それくらいのことでは赤チンは使わなかった気がします。
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公園にある水道のカラン。昭和の時代からあるデザインですが,いつからかといわれると判然としません。

昭和30年代の公園には遊具など多くはありませんでした。近所の公園には鉄棒しかなかった。でも,遊具なんて必要なかったですね。一人で釘立て(釘刺し)をしたりしていると,近所の友達が集まってきました。三人集まれば,公園の隣の家から風呂を沸かすための薪をくすねてきて,それをバットにして三角ベースの野球ができました。一人がピッチャー,一人がバッター,そして一人が野手です。そんなときの球はピンポン玉より少し大きいプラスチック製のボールを使いました。駄菓子屋で10円くらいで買えましたから。バッターが打ち,野手が捕り,バッターが一塁に駆け込むまでに,捕った球を走るバッターめがけて投げつけます。あたればアウトです。アウトになったバッターは今度は野手になります。野手はピッチャーに,ピッチャーはバッターになります。そうやってアウトになるたびに交代していくのです。
昭和。幼いときの記憶は一人のことばかり。

麦わら帽子をかぶり,捕虫網を手に持ち,虫かごを肩から斜めにかけて,蟬取りをした夏休み。持っている捕虫網は自分の背丈より少しだけ長いくらいで,木の高いところにいる蟬は捕まえられなかった。私は熊蝉を捕まえたかった。熊蝉の羽は綺麗だったから。でも,幼い私には,なかなか捕まえられなかったあの頃。

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(ヒグラシ?)

時間を忘れ,一人で蟬を追い,激しい蝉時雨は時間を止め,自分がどこを歩いているのか分からなくなった白い午後。
「brand new rocket」の置き時計です。古いものではないですが,文字盤が優しくて少しレトロっぽく,綺麗なデザインです。理容店の大きな鏡の脇の飾り棚においてありました。

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昭和の時代,自分で床屋に行きたいと思ったことはなかったような気がします。子どもの頃はあまりに髪が伸びてくると,親に床屋に連れて行かれ,親は床屋のオヤジさんに代金だけ払って私を放置して帰りました。あの頃の床屋は混んでいることが多く,待つ間にたくさんの漫画が読めました。昭和40年代,「少年マガジン」「少年サンデー」「少年キング」の三冊はどうにかして読みたかった。だから,近くの貸し本屋さんにも通いましたし,遠くの図書館まで自転車を漕ぎました。漫画雑誌を買うなんて考えもしなかったあの頃です。
目薬をさして,容器を見ていると,その中にある泡が何だか綺麗に見えてしまいました。昭和レトロではないけれど,青いロゴと泡がいいデザインだと思って撮影。日本では江戸時代から売られていた目薬。明治31年,田口参天堂が「大學目薬」を発売。その後昭和に入ってロート製薬と参天製薬がしのぎを削ることになる。

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ロート製薬はテレビCMでイメージアップを図りました。昭和51年から始まった,あの「クイズダービー」のスポンサーになったのが大きかったのではないでしょうか。番組前にロート製薬の歌が入りました。「ろーと,ろーと,ろーと。ろーと,ろーと,ろーと。ロート製薬〜」です。

参天製薬は「サンテドウー」という目薬が流行りました。フランス語で「目の健康」という意味です。うまく参天製薬と引っかかっていますね。

ちなみに写真のアイリスネオは大正製薬のものです。

いずれにせよ,昭和30年代に少なくとも子どもの身辺に目薬はなかったような気がします。目が痛かったりすると,とりあえず水で洗って終わり。それで良かった昭和です。
どこか昭和レトロで,何かしら優しいデザインです。綺麗な水筒です。ネットで水筒を探していたら目に飛び込んできました。SIGGの水筒です。スウィングトップ式のキャップが素敵です。



夏休みの部活動は地獄のようで,吐きながら練習するなんていうのは日常でした。あの頃は,練習中に水を飲むのは厳禁でした。今にして思えばアブナイことしていましたね。もちろん,体育館にも教室にも冷房なんてありません。主に体育館で練習していた私たちは,吐き気に襲われれば,外に出て吐き,頭から水を被り,また練習です。よく誰も死ななかったものです。

でも,練習が終わると,部室の大きな薬缶をいくつか持って近くの氷屋さんに行き,かち割りを入れてもらい,それに,かき氷にかけるシロップをぶち込み,水で薄めて,みんなで飲みました。本当に美味しかった。何の不安もない夏休みでした。

ちなみにSIGGの水筒は魔法瓶ではありませんから,保温するにはそれなりの工夫が必要です。

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