生活: 2008年6月アーカイブ

不思議です。先日,三菱ミシンのことを書いたら,植田正治先生の奥さんが使っていた三菱ミシンの記事に行き当たりました。そして,昨日ギブソンのJ-45を紹介する記事をアップしたあとで,予約録画していた坂崎幸之助さんの番組を見ていると,ギタリストの石川鷹彦さんがこのJ-45について触れられていました。吉田拓郎さんのあの「元気です」というアルバムの「りんご」という曲で,イントロから私達を驚かせたあのギターがJ-45だったということを話されていて,まさしく驚きました。この事実は初めて知りました。

最近こうして「縁」を感じてしまう出来事が私の周りでほかにも色々と起こります。これは自分が,とにもかくにも,歩いていることの証だと感じます。

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ギターのデザインは昭和から大きく変わることもありませんが,今見てもあの頃を思い出すギブソンのギターのフォルムです。J-45です。

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★Gibson J-45 さいとう楽器

小学生の頃からでしょうか。件の7歳年上の兄の影響でギターを弾き始めました。誰かに買ってもらったのか,兄のお下がりなのか,ガットギターでフォークソングを弾いていました。誰にも教えてもらったことはありません。ただただ,仕事から帰ってきてギターを弾く兄の指先をじっと見て覚えておき,昼間に学校から帰ると独りで真似をしてみました。コードが分からなくなると兄の音楽本を盗み読みました。そんなふうにして,少しずつギターが弾けるようになりました。

そんなある日,兄が新しいギターを買ってきました。ギブソンのアコースティックギターでした。そのギターの深くて甘い音には驚きました。私の古びたガットギターとは別世界の音でした。しかし,なぜか,兄のいない昼間にそのギターを弾いてみることはなかったです。なぜでしょうね。相変わらず私は古いガットギターの弦を斜めからのぞき込みながら,コードを間違えないように左手の指をいっぱいに開き,"遠い世界に旅に出ようか,それとも赤い風船に乗って・・・"と弾き語っていました。
昭和のリトルナースがレトロなデザインです。メンソレータムのロゴの入った缶の蓋を撮影しました。リトルナースのモデルがシャーリーテンプルだということは有名です。このデザイン大好きです。

シャーリーテンプルはハリウッドの有名子役で,ほかにも日本でキャラクターとして使われています。昭和9年に発売された,不二家のフランスキャラメルがそれです。

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リトルナースをデザインしたのは神戸の商業デザイナー,今竹七郎さん。今竹さんは輪ゴムのオーバンドのパッケージ、関西電力の社章,そして南海ホークスの鷹のマークなどをデザインされています。

(08/07/18 コメントをいただいた方のおかげで,リトルナースのモデルがシャーリーテンプルではないことが判明しました。)
昭和39年に発売されたラッションペン。懐かしいデザインです。レトロなラッションペンは今でも現役です。

水性顔料インクのラッションペンは,昭和40年代の家庭には必ずといっていいほどありました。寺西化学工業株式会社の製品です。もともと,マジックもこの会社の開発です。「マジックインキ」が発売されたのが昭和28年。内田洋行との共同開発です。発売当初は全く売れなかったそうです。それが今も存在するロングセラーとなったのですからすごいものです。
*「マジック」、「マジックインキ」は、株式会社 内田洋行の登録商標です。

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子どもの頃はなぜあんなに落書きばかりしたのでしょうか。家の襖や柱に鉛筆で書き,他人の家のブロック塀にろう石まがいの石で書き,地面には釘で書きました。それだけで愉しかったのは何故でしょう。落書きをしている私の時間は永遠に続くかと思われた。
明治ミルクチョコレートのデザインは昭和から変わっていない気がします。レトロというよりも,もうその存在地位を完全に築いてしまったデザインだと思います。懐かしさに買ってきましたが,もう食べてしまいました。味も昔と変わらない気がします。甘いものはなんでも美味しかった昭和ですね。中身が無くなったパッケージを撮りました。

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あの頃私はまだ小学生でしたが,すでに社会人になった兄がいました。よく,近所のお菓子屋さんまでチョコレートを買いに行かされたことを覚えています。兄に言いつけられたのは,いつもこの明治のミルクチョコレートかロッテのガーナチョコレートでした。買ってくると,麻雀のメンバーに入れてくれました。負けた記憶がありません。難しい手役はまだ分からなかったし,点数の数え方も知らなかったけれど,とにかく七対子がよくできました。兄の驚いた顔を今でも覚えています。

文句を言わせない昭和のデザインですねぇ。この男の子のネーミングが,なんと,「坊ちゃん」です。ひねりはありません。「坊ちゃん」です。ある意味すごいです。ある意味レトロです。さらに・・夏目漱石の「坊ちゃん」からとったそうです。・・・。そのままです。やはりすごいです。

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これは「釜出し一番石鹸」この石鹸,もらいました。原材料は牛脂とヤシ油だそうです。牛とヤシですよ。こだわってます。仙台で大正時代からこの石鹸を作り続けているそうです。頑固です。いいですね。 楽天を見ると,売れているようです。レビューもたくさんあります。

昭和を代表する桃マッチ。懐かしいデザインです。子どもの頃,マッチは日常的に使いました。小学校の先生がマッチのすり方を教えてくれたのを覚えています。インスタントラーメンを作るとき,五右衛門風呂を沸かすとき,蚊取り線香をつけるとき,庭でゴミを燃やすとき,花火をするとき・・。

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そういえば,子どものおもちゃとして,2B弾というものがありました。これは火をつけるのにマッチを必要としません。石やコンクリートにすり付けるだけで着火します。鉛筆くらいの大きさで,火をつけると黄色い煙がモウモウと出ます。そして30秒位して爆発します。黄色い煙が出ている時に手で持ち,友達を追いかけて走ります。爆発する頃合いを見計らって投げつけます。頃合いを誤ると自分の手の中で爆発します。手が火薬で黄色くなります。この2B弾の優れているところは水の中でも消えないことです。水の中でも黄色い煙を勢いよく吐き出した後に爆発します。荒っぽい遊びが日常だった昭和です。

2B弾を道具にして「忍者部隊月光」ごっこもしました。

これが何だかご存知でしょうか。昭和のものです。不思議なデザインです。

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実は,この道具,何に使うのか正確なところは私も知りません。ただ,病院関係から出てきたものです。

昭和の時代,まだ子どもの頃,町の医院では,薬は窓口で調合していました。飲み薬は天秤で粉末の量を量り,何種類かの粉末を混ぜて,それを小分けに紙で折り畳んで一回分を作ってくれました。そんな時代に,捻挫などしたときには,湿布も窓口で作ってくれました。

私はこの道具は,いわゆる「膏薬」を作るときに使ったものではないかと思います。この道具のタイル質のところで膏薬を練るのではないでしょうか。そして,できた膏薬をこれまた少しずつネルのような布に塗り付けてその上から透明のビニールを載せ,一回分が出来上がりです。この道具,よく見ると左右対称ではありませんよね。タイルの下に木がない部分があります。ここから膏薬をネルの上に取り分けるのです。違いますかね〜。

これは私の推測です。多分当たっていると思いますが定かではありません。



昭和の時代に万能薬だと信じていたものの一つが赤チン。擦り傷は日常だったあの頃,膝小僧には,いつもまぁるく日の丸のように赤チンが着いていたような虚ろな記憶さえある。

それに比べて,子どもたちはヨーチンを恐れていた。ヨーチンは赤チンの何倍も染みるのである。塗ったあとすぐにフーフーと息を吐きかけ,うちわで煽がないと堪えられなかった。だから,みんな赤チンが好きだった。

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赤チンの正式名称はマーキュロクロム液という。赤チンは昭和48年ごろ,製造工程で発生する水銀の問題から発売中止になったが,現在は海外で製造した原料を輸入して販売されている。

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昭和28年の広告です。レトロといえばレトロなデザインですが,このダン注射液なるもの,よく見ると1cc×10Aと書いてある。ということは多分アンプルですよね。ちなみに薬効を見ると風邪薬。自分で静脈注射して,「ひとにもすすめたくなる」というわけでしょうか。

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戦後にはヒロポンを自分で注射していたのは知っている。元気が出る薬である。ただし,覚せい剤特有の副作用がある。戦後,軍から放出されたヒロポンは一気に広まったらしい。これは和田誠監督の「麻雀放浪記」にも出てくる。戦後の作家たちにもかなり広まっていたというし,昭和26年に成立した覚醒剤取締法によって覚醒剤指定されるまでは普通に使用できたということ。終戦後というのは私には信じられないことが多々ある・・。

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