菓子: 2008年7月アーカイブ
この機械を見てかっこいいと思う人は少ないのでしょうか。いい味を出していると思います。機能のために磨き上げられたデザイン。昭和レトロなポン菓子機です。
「パットライス」私たちが子どもの頃はこう呼びました。しかし「ポン菓子」「ドン菓子」と言う地域が多いようです。
近くの遊園地にだいたい日と時間を決めてやってきていたポン菓子屋のおじさん。遊園地の中にリヤカーで引っ張ってきた機械を据え付け,鐘を鳴らす。何故だったのか,私たちにはパットライスのおじさんが来たことが分かっていた。母親にお米をもらって遊園地まで走る。ポケットには十円玉が入っている。
集まったお米を釜の中に入れ,釜を火であぶりながらゆっくりと回し続けていると,釜に付いた圧力計の針がじりじりと上がっていく。頃合いを見計らって,おじさんが軍手をした手に金槌を取ると,子供たちは両手の人さし指を自分の両耳に突っ込んで,知らず知らずに一歩二歩と後ずさりする。
緊張した一瞬。愉しかった。
昭和36年発売のマーブルチョコレート。パッケージは当時のものの方が昭和レトロでいいデザインです。マーブルチョコは発売当時1個30円です。高いです。一日の小遣いでは買えません。自分で買えるとしたら,遠足に行くときくらいです。マーブルチョコレートの一気食いに憧れた昭和です。
マーブルチョコレートはまずセロファンを剥がし,蓋を「ポンッ」と音を鳴らして開け,チョコを食べる前に,まずシールの確認をしました。そこには鉄腕アトムのシールが入っていました。やがて,シールは「マジックプリント」という転写式のシールにかわりました。私たちは「マジックシール」と呼んでいました。教科書にマジックシールを貼るのには,どこか後ろめたい気持ちがありました。だから私はハーモニカのケースや冷蔵庫の扉にアトムのシールを貼ったことを覚えています。
先日買ってきたマーブルチョコレートの中身を開けてみました。シールも入っているし,蓋に隠れていて見えない容器の部分や,いくつかの粒にキャラクターが描かれていて,愉しいです。
今のマーブルチョコはキャラクターが変わってるんですね(当たり前ですが・・)。「マーブルワンちゃん」という7兄弟です。
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