うちには昭和40年代の黒電話がある。私にとっての「黒電話」といえばこのデザイン。レトロではないですね。
昭和30年代。電話のある家は本当に少なかった。昭和40年代になって普及が始まったけれど,近所の家に緊急のときの呼び出しをお願いして,お借りしているのが普通でした。まだ近所同士で夕食のおかずのおすそ分けが日常だった時代です。
うちに電話が引かれたのは昭和45年前後です。その時の黒電話がこのデザインです。あの頃は電話に座布団を敷き,受話器に洋服を着せました。敷き物とカバーです。紺地に小さな白い犬がたくさん並んでいるデザインでした。今でも似たデザインは多いですよね。
深夜に女の子とよく長話をしました。受話器を持つ腕が痛くなりました。いったいなにをあんなに永い時間話していたのか,思い出せません。市内通話だったら,まだ7円で時間制限なく話せたと思います。調べてみると,時間制が採用されたのは昭和47年11月からです。7円/3分です。昭和51年には10円/3分になりました。






