昭和の夏

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金鳥の蚊取り線香。昭和レトロなデザインは今でも続いています。

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蚊取り線香と蚊帳は昭和の夏には欠かせないものでした。エアコンなんてないので,夏の夜は窓を開け放さないと生活ができません。

昼間から庭に金盥を出して水を入れ,夕方には少し暖かくなった水をたたえた盥の中に座り込んで行水をしましたが,夕食が終わる頃にはまた汗をかいています。夜の縁側で団扇を煽ぎながら涼を取っていると,蚊にやられます。だから,あらかじめ縁側では蚊取り線香を焚いておきます。

そして,そろそろ寝るかという頃になると,畳の部屋に蚊帳を吊って,蚊がついてこないように素早く蚊帳の裾から潜り込みます。団扇を煽ぎながら浅い眠りを繰り返した夏の夜。

今年の夏ももう終わりますね。

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