昭和30年代私の家に風呂はなかった。だから、近所の銭湯に通っていたわけだが、やがてうちの庭に風呂場がつくられた。当然五右衛門風呂である。五右衛門風呂を図解したページがあります。
Wikipediaによると
五右衛門風呂(ごえもんぶろ)は、日本の風呂の種類の一つで、鋳鉄製の風呂釜に直火で暖めた湯に入浴する形式。風呂釜は高温になっており、直接触れると火傷するため、木製の底板の踏み板や下駄を湯桶に沈めて湯浴みする。厳密には、全部鉄でできているものは「長州風呂」と呼び、五右衛門風呂はふちが木桶で底のみ鉄のものを指す。厚い鋳鉄製のため、比較的高い保温力が期待できる。
とあるので、うちの風呂は「長州風呂」だったということになる。
しかし、五右衛門風呂ができたからといって銭湯に行くのを辞めたわけではなかった。家族全員が風呂に入りたいと言う日しか風呂を沸かさなかったからだ。
薬缶で湯を沸かし、洗面器に入れ、水で薄め、酒屋からもらった宣伝入りのタオルを湯に浸けて固く絞り身体を拭いて寝所に入る、そんなことは日常だった昭和30年代。
ちなみに
五右衛門風呂、まだ売っています。
